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【トピック31】2026年 中国市場向けホームページの正しい作り方2026.08.20

【結論】
中国語ホームページで本気の集客と認知を
狙うなら、先に「ICP備案」という 法的な
届出制度への対応が不可欠です。
中国本土のサーバーで公開する場合は原則とし
て中国国内での法人設立が必要になり、これを
済ませないままSEOに投資しても、表示速度も
検索順位も、AI引用も改善しません。
現実的な一歩目は 法人を持たない段階でも利用
できる、香港サーバーでのスモールスタートです。
うれしい社は、中国語ページを作成する時、
サイトのソースコードを SEOに最適な手法
でコーディングします。
1. まず知っておくべきこと
①貴社は今、中国市場向けにどんな
ホームページを、 お持ちでしょうか。
もし日本語サイトを中国語に翻訳しただけのも
のであれば、残念ながら中国からの問い合わせ
や売上にはほとんど繋がっていないはずです。
②理由は単純な「言葉の壁」ではありません。
中国政府は、「グレートファイアウォール」と呼ば
れる検閲・遮断の仕組みを運用しており、 Google
は中国本土から実質的に利用できません。
③検索の主役は、Baidu(百度)や AI検索エ
ンジンでモバイル検索の大半を占めています。
つまり中国向けサイトで成果を出すには、
翻訳の質以前に、以下を持っているかど
うかが決定的に重要です。
「Baiduや AI検索エンジンに評価される仕組み」
④ さらに見落とされがちなのが 中国国内で合法的
に、ホームページを公開するための行政手続きです。
ここを誤解したまま制作を進めてしまう日系企業
は非常に多く、これが以下のような失敗の最大の
原因になっています。
・表示されない
・遅い
・見つからない
2. 本当の関門は「ICP備案」
① 中国国内のサーバーで、 ホームページを公開
・配信する場合、 ドメインの種類にかかわらず
「ICP (Internet Content Provider) 備案」 とい
う届出を行い、交付された登録番号をサイト最
下部に掲載することが義務付けられています。
これを怠ると、サイトの強制停止や罰金の対象になり得ます。
② ICP備案には大きく2種類あります。
⑴ 非経営性ICP備案:会社情報の発信な
ど、決済を伴わない情報提供サイト向け
⑵ 経営性ICPライセンス:ECの決済
機能など収益活動を伴うサイト向け
③前者であれば、中国国内に登記された法人
(外資 100%出資のWFOEを含む)が あれば
取得可能です。
手続き自体は書類提出後おおむね2〜4週間程
度で完了しますが、 法人設立からゼロで着手
する場合は、 全体で数ヶ月規模の期間を見て
おく必要があります。
④一方、後者の経営性ICPライセンスは要件が
はるかに厳しく、原則として中国資本100%の
企業、 または外資出資が50%以下の合弁企業
向けの制度です。
⑤ 2024年以降、 北京・上海・深セン・海南
の一部地域でWFOE単独でも申請できる試行
が始まりましたが、承認は依然として極めて
限定的で、試行開始以降の承認実績は十数社
規模にとどまっています。
(出典:Chinafy「ICP License vs. No ICP License」)
⑥つまり現地法人を持たない、あるいは持った
ばかりの日本企業が、 中国国内サーバーで ICP
備案を単独で取得するのは、決して簡単ではな
いということです。
3. 現実的な代替策「香港サーバー」
①この現実的な選択肢が「香港サーバー」の利用。
香港はICP備案の対象地域ではないため、ICP備案
なしで サイトを公開でき、中国本土からのアクセ
スもおおむね確保できます。
複数の専門機関の分析でも、香港やシンガポール
など近隣地域のホスティングは、法人を持たない
企業にとって有効な代替手段とされています。
(出典:Baidu検索結果に表示される方法:2026年中国SEO戦略)
②ただし Baiduの評価という観点では以下に
一歩譲る傾向があるとする分析が多数派です。
「本土サーバー+ICP備案ありのサイト」
↓
したがって、まず 香港サーバーでテストマーケ
ティングを行い、手応えを確認した上で「本土
サーバー+ ICP備案の取得」へ段階的に進む企
業が少なくありません。
③ドメインについても触れておきます。
「.cn」や「.com.cn」は中国向けサイトであるこ
とを示す明確なシグナルとして 推奨されること
が多いものの、専門機関の間でも評価は割れて
おり、Baiduが必ずしも .cnドメインを優遇して
いるとは限らないとする分析も存在します。
↓
過度な期待は禁物ですが、中国市場への本気
度を示す要素として検討する価値はあります。
4. コンテンツの質とページ表示速度
①制度面をクリアした上で成果を
左右するのがコンテンツの質です。
翻訳ソフトの直訳ではなく、中国語話者が読
んで違和感を持たない自然な文章にすること。
↓
ネイティブによる校正を経ることが欠かせません。
②「完璧な自然さ」を目指すより、まず「違和感を
与えない」水準を確保することが現実的な目標です。
③ページ表示速度も評価に直結します。
海外サーバーにホストされたサイトは、物理的な
距離や検閲システムの影響で表示が遅くなりがち
で、 Baiduのモバイル向けアルゴリズムは表示速
度を強く重視するとされています。
そのために、以下の活用が重要です。
・画像・動画の圧縮
・不要なコードの整理
・キャッシュ
↓
そもそも中国国内、または備案不要の香港のサー
バーを選ぶこと自体が速度対策の土台になります。
5.【FAQ】
Q. ICP備案を取得していなくても中国語の
ホームページを公開することはできますか?
A. はい、可能です。
香港のサーバーを 利用すれば、 ICP備案なしで
も中国語サイトを公開でき、中国本土からのア
クセスもおおむね確保できます。
ただし、中国本土のサーバーでICP備案を取得
したサイトと比べると、Baiduでの評価はやや
不利になる傾向があります。
そのため、まず 香港サーバーでテストマーケテ
ィングを行い、手応えを見てから以下へ段階的
に進む企業が少なくありません。
「本土サーバー+ICP備案の取得」
6. 制度対応の重要性は規制強化の動きからも裏付けられる
① TMO Groupの解説記事によれば、 中国当局
は モバイルアプリを含むインターネットサービ
スに対して、 ICP登録の期限を 2024年3月末に
設定し、それ以降は、登録状況の監督・検査を
継続的に行う運用段階に移行しました。
②ホームページについても、 この届出制度
への対応状況が常にチェックされる前提で
設計する必要があります。
中国本土への本格進出前の足がかりとして、
まず、 香港サーバーで運用を始める手法は、
実務上よく採られるアプローチです。
7. まとめ(制度・速度・言葉の三位一体で考える)
①中国向けホームページの成功は、
翻訳の巧拙だけでは決まりません。
・ICP備案という制度への理解
・表示速度を左右するサーバー選定
・誤解を与えない自然な中国語コンテンツ
②この3つが揃って初めて、Baiduや、AI検索
エンジン、 ユーザーからの信頼を 積み上げて
いくことができます。
制度対応は、地味で後回しにされがちですが、
実はここが中国向けサイト成功の出発点です。
③うれしい社では、 ICP備案の要否判断から
サーバー選定や、中国語コンテンツ制作まで
一気通貫でご支援しています。
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