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【日本H91】「お寿司で14時間待ち」上海で起きているスシロー旋風2026.03.04
景気が悪い時代でも、以下の3つの価値が重
なれば、 消費者は、時間もお金も惜しまない。
・安くて本物
・日本ブランドへの信頼
・エンタメ体験
上海のスシローがそれを証明している。
1. ちょっと意外な話から始めさせてください。
「中国人は今、お金を使いたがらない」
①そんな話を聞いたら、あなたはどう思いますか?
「えっ、あの爆買い大国が?」 と首
をかしげる方も 多いかもしれない。
②実は今の中国、とくに、都市部の若者を中心
に「消費の冬」と呼ばれる現象が広がっている。
中国国家統計局が 、2026年1月に発表したデータに
よれば、 2025年の消費者物価指数(CPI)は前年比
0.0%と、 横ばいで リーマンショック後の2009年以
来、実に16年ぶりの低水準だった。
↓
数字が示すのは、単なる節約ではなく、消費者
が「お金を出す理由」を徹底的に吟味するよう
になったという現実である。
③その背景には以下の現実が幾重にも重なっている。
【現実❶】景気の先行きへの不安
消費者信頼感指数は2025年11月時点で90.3ポイント。
(2022年以降、平均値の100を下回ったままである)
【現実❷】若年層の雇用不安
国家統計局発表の若年失業率は16.9%
だが、実態は、40%超との指摘もある。
【現実❸】不動産市場の停滞
住宅販売額は、2021年のピーク比で
35%減、 消費者心理を圧迫している。
④外食産業はその影響をダイレクトに受ける。
・外で食べるより家で作ろう
・ちょっと高い店には行かないでおこう
そんな空気が漂う中、あの台湾小籠包の名店・
鼎泰豐は、中国北部市場から全面撤退を発表し、
スターバックスは 数十種類の飲料を値下げして
も、苦戦が続いている。
↓
それなのに。
上海のスシローには今日も長蛇の列ができている。
2. 2025年12月、スシローが上海に殴り込んだ
①2025年12月6日(土)、スシローを運営す
る、 FOOD & LIFE COMPANIES(F&LC)は、
上海に2店舗同時にオープンした。
上海への出店は 今回が初めてで、
中国本土では、71店舗目 となる。
②スシローの 中国展開は、 2021年に 広東省広州
市に中国本土1号店を出店して以来、成都、武漢、
北京と着実に拡大し、 2026年9月末までには、中
華圏で210〜222店舗への拡大を目指している。
③オープン直後の反応は正直、関係者も驚いたのではないか。
上海環球港店では開店前から多くの客が
並び始め、開店直後には入場整理券発行
後の待ち時間が最大14時間に達した。
↓
来場した約700組が行列を作る、 という、
もはやテーマパーク級の盛況ぶりである。
オンライン予約は1ヶ月先まで可能なも
のの、予約可能な全枠が即座に埋まった。
④中国のSNSでは以下のような声も飛び交った。
「840分待ちってもはやテーマパーク超えてるやろ。
政治の空気は重くても 寿司は別腹って感じで 草」。
来店した20代女性は、以下のように語った。
「他の店に比べてすしネタが新鮮だ」
⑤3ヶ月以上が経過した今もその熱は
冷めるどころか、 むしろ加熱している。
これはもはや一時的なブームとは言い切れない。
3. なぜ「財布のひもが固い」時代に人が押し寄せるのか
【理由❶】安くて本物という最強のカード
⑴ 消費者が節約モードに入ったとき、
真っ先に削られるのが、 「外食費」。
でも、人間というのは面白いもので、
完全に外食をやめることはできない。
⑵ 以下が、節約時代の消費者の本音。
「安くて、でも満足できるものが食べたい」
↓
スシローが提供するのはまさにそのど真ん中。
⑶ マグロなど 約6割の商品が1皿10元と、
日本の価格帯に、 近い設定でありながら、
日本品質の寿司が楽しめる。
F&LCの広報担当者も以下と手応えを語っている。
「日本と変わらない味やサービスが受け入れられている」
⑷ 中国の飲食市場には高級和食が数多く存在する。
でもそれは、特別な日に行く場所。
スシローは以下として機能できる価格帯を実現した。
「今日のランチ」や「週末のちょっとした贅沢」
↓
これが節約意識の高い消費者の心をがっちりつかんだ。
⑸ 中国の若者の間では「理性消費」
という考え方が今、 広がっている。
高額商品の購入を控え、コスパを重
視し、計画的な消費を心がけること。
↓
その「理性消費」の文脈でスシローは「安かろう
悪かろう」 ではなく、「安くて本物」という なか
なかお目にかかれない体験を提供している。
【理由❷】日本というブランドはまだまだ強い
⑴ 中国の 若い世代の間では、 日本のポップ
カルチャー、アニメ、ファッション、そして
食文化への関心が根強くある。
SNS上では日本旅行の体験談が人気を集め、
「いつか行ってみたい」 という 憧れを持つ
人も少なくない。
⑵ そんな人たちにとって、上海でスシ
ローに行くことは単なる食事ではない。
以下という意味合いを持つのである。
「日本を、ちょっとだけ体験できる場所」
⑶ 上海環球港店に来店した女子大生はこう語っている。
「日本旅行の際に、スシローで食べたこ
とがあり、オープンに合わせて訪れた。
政治状況に大きな関心はない」
日中の外交関係が緊張状態にある中で
も、 このコメントは示唆に富んでいる。
・日本のチェーン店が持つ清潔感
・サービスの丁寧さ
・食材のクオリティへの信頼感
⑷ これらは、中国国内の競合店とは一線
を画すブランド体験として 機能している。
節約はしたい。
でも、日常に小さな非日常も欲しい。
↓
スシローはその絶妙なニーズに応えている。
【理由❸】アプリ予約という賢い戦略
⑴「何時間待ち」という状況が続いてい
るのはただ人気があるからだけではない。
そこには、巧みな運営の仕掛けもある。
【仕掛け❶】スシローは アプリによる
予約システムを 中国でも採用している。
中国の消費者はスマホの活用に非常に長けており、
「アプリで予約して、時間になったら行く」という
流れは、彼らの生活スタイルと完璧にマッチする。
【仕掛け❷】「今日は何時間待ち」
という情報がSNSでシェアされる。
以下の心理が連鎖的に働く。
「それほど人気があるなら行ってみたい」
↓
行列そのものが、広告になっているわけ。
【理由❸】体験格差という現代の消費心理
⑴ 消費の冬と言われながら、実は以下の分析がある。
「体験への支出は落ちにくい」
↓
物を買うことは、我慢できても、
「思い出や体験」にはお金を出す。
これは世界共通の消費行動として注目されている。
⑵ ジェトロの分析によれば、 中国Z世代の消費行
動の特徴として「悦己(自身をよろこばせること)」
消費がある。
精神面の満足度を追求し、旅行やエンターテイン
メント、趣味に関連する消費は、活発なのである。
⑶ スシローに行く体験は単に寿司を食べることではない。
・友達と一緒にアプリを開いて、
予約が取れたときの小さな喜び
・大型ディスプレイとタッチパネルで、
「あれにしようかこれにしようか」と迷う時間
・注文して専用レーンで届けら
れる特別なお皿を受け取る瞬間
・その様子をSNSに投稿して、
「行ったよ!」と誇らしく報告できる充実感
⑷ これは外食ではなく、「エンターテインメント」。
そのエンターテインメントが手の届く価格で楽しめる。
↓
だから、財布のひもが固くなっている時代であ
っても、 スシローは選ばれ続けているのである。
4. 逆風の中で輝く企業の共通点
①スシローの上海快進撃を見ている
と、 不思議と元気が出てきませんか?
以下のような単純な話ではない。
「景気が悪いから外食産業はダメ」
↓
消費者が本当に求めているものを、正しい価格
で、正しい体験とともに提供できれば、どんな
環境でも人は集まってくる。
②実はこれは日本でも起きていたこと。
デフレの時代に100円ショップが躍進し、リーマン
ショック後に、 ユニクロが 世界展開を加速させた。
↓
「安くて本物」「価格以上の価値」 という 価
値提案は不況期にこそ、最大の武器になる。
③スシローの上海成功は、以下のような法則が
「国境を越えて機能すること」を証明している。
・安くて本物という価値提案
・日本ブランドへの信頼
・スマートな予約体験
・食事をエンタメに変える空間
・SNSで拡散するコンテンツ力
④これらが、見事に重なったとき、14時間待ち
の行列は「必然」だったと言えるかもしれない。
東洋経済オンラインの分析では、以下。
スシローの中国本土展開は 「東南アジアなど開拓
の足がかりにもなる」と指摘されており、 今後の
アジア全域への拡大戦略においても、 上海の成功
モデルが重要な役割を担うと見られている。
5. まとめ(お寿司が教えてくれること)
①財布のひもが固い時代でも、人は価値があ
ると感じるもの」にはお金と時間を使います。
スシローが 上海で起こしている旋風は、 景気論で
も国際ビジネスの難しい話でもなく、「人の心を動
かすとは どういうことか」 という シンプルな問い
への、とても美味しい答えではないでしょうか。
②あなたが次に「どんなビジネスが強いんだろう」
と考えるとき、上海で今日も並んでいる人たちの
ことを、ちょっと思い出してみてください。
彼らは節約するのではなく、ちゃんと「選んでいる」 のです。
③そして、 日系企業の経営者として、この
問いを自社に置き換えてみてほしいのです。
「うちの商材は消費者に選ばれる理由をちゃんと持っているか?」
④その問いに美味しく答えられているビジネスが、
どんな「逆風の中」でも生き残り、成長していく。
「スシローの14時間待ち」は、そんな普遍的なビジネスの
真理を お皿の上に乗せて届けてくれているように思えます。
※本記事は2026年3月時点の情報を元に作成しています。
(参考)スシローの上海進出劇から学ぶ「中国成功企業の共通点」
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