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【日本I41】 越境ECで稼いだお金が、なぜか静かに消えている話2026.04.22

「越境EC」で売上があっても、国際送金の手数料・為替コストで、利益が消える問題を解説する。RemitAidの「現地受取口座の活用」で、最大85%削減可能になる。Shopify制作会社は、コスト構造まで提案できる存在へなることが求められている。

 

 1. 国際送金の見えない罠

①「売上はあるのに、なんか手元に残らないな……」

越境ECに真剣に取り組んでいる経営者の多く
がある時点でこの「奇妙な違和感」に気づく。

 

 

②月商が順調に伸びているはずなの
に、資金繰りが一向に楽にならない。

 

バイヤーから入金があるはずなのに、口座残高
を見ると「あれ、こんなもんだっけ?」となる。
  ↓
その正体は、国際送金にかかる手数料。

 

 

③今回は、 Shopifyの制作会社様が越境ECを
クライアントに提案するなら、絶対に知って
おくべき話についてお話する。

 

 

 

 2. 越境ECのコスト構造を、正直に見てみる

①売上から手元に利益が残るまで
の道のりは実は想像以上に険しい。

 

楽天やAmazonなどの モールを利用する
場合、モール手数料と広告費が、売上の
15〜20%程度を占める。

自社ECサイトであればこのコストは
不要だが、集客コストが 別途かかる。

 

 

②次に、物流・関税のコスト。

国際配送は国内とはまったく桁が違う。
 ↓
重量・サイズ・配送先の国によっては商品原
価と同程度の送料になるケースも珍しくない。

 

 

③そして今回の本題である「売上金の回収コスト」。

売上金の回収には主に2種類のコストがかかる。

 

【回収❶】クレジットカードやPayPalなどの決済サービス手数料

これが3〜5%程度。
  ↓
越境ECではStripeやPayPalを使うケースが
多いが、手数料は国内決済より割高になる。

 

 

【回収❷】銀行振込による国際送金コスト

為替手数料に加え、中継銀行手数料なども
含めると、 数%〜10%超になることもある。
   ↓
これが現実であり、特にモール出店や海外バイ
ヤーとの直接取引では、この銀行振込コストの
「削減余地が非常に大きい」と言われている。

 

 

 

 3. アジア圏の越境ECでは「銀行振込」が今も主役

①Shopifyでストアを作って、さあ世界へ!
となった時、 クライアントの多くが最初に
狙うのは「アジア市場」。

 

 地理的に近く、日本製品への需要も高い。

 合理的な選択である。
  ↓
 しかし知っておいてほしいのが、アジア圏では
「銀行振込」が今も主流の決済手段だということ。

 

 

②具体的には、以下。

ベトナムでは、銀行振込がB2B決
済の主要手段として機能している

・インドネシアでは、銀行振込とデジタ
ルウォレットの両方が広く普及している

・マレーシアのB2B取引では、
銀行振込が標準とされている

・フィリピンでは、輸出代金の回収に
銀行送金が 中心的な役割を担っている

 

・韓国・香港・シンガポールでも、
取引規模の大きいB2Bや D2C直販では
銀行振込による売上金回収が、一般的

 

 

③つまりアジアで越境ECをやる以上、銀行振込
のコスト構造を理解することは 避けて通れない。

 

 

 

 4. 国際送金には「5つの壁」がある

①国内の銀行振込と比べると、国際送金
には驚くほど、多くの課題が潜んでいる。

 

 

②RemitAidはこれを「5つの壁」として整理している。

【壁❶】利益を圧迫する「高い手数料」

これが最大の問題。

送金手数料・為替手数料・中継銀行手数
料が複合的に重なり、気づけば受取額が
大幅に目減りしている。
 ↓
しかも一つひとつの手数料が「見えにくい」構造にな
っているため、経営者が正確なコストを把握しにくい。

 

 

【壁❷】常に変動する「為替リスク」

今日と明日でレートが違う。

受注時と入金時で数%の差が出ることも珍しくなく、 
これが積み重なると、年間でかなりの金額差になる。
  ↓
特に円安・円高が激しく動く昨今、このリスクは無視できない。

 

 

【壁❸】着金遅延による「資金効率の悪化」

国際送金は国内振込のように翌日届かない。
数日から1週間かかることもある。
 ↓
その間、資金は宙に浮いた状態。

次の仕入れや、マーケティング投資に
リソースが回せず事業の機動力を奪う。

 

 

【壁❹】送金トラブルによる「未払いリスク」

銀行口座情報の入力ミスや中継銀行でのシステム
トラブルによって、お金が迷子になることがある。
  ↓
取引相手の善意とは関係なく送金プロセス
そのものに、 問題が発生するケースである。

発覚が遅れると、回収にかなりの時間と労力を要する。

 

 

【壁❺】入金確認・消込の「業務負荷」

取引件数が増えると、どの入金がどの取引に
対応しているかの照合作業が地味に重くなる。
  ↓
月間10〜20件を超えると、担当者の心理的
負担も相当なもので、 本来は売上拡大に使
うべき時間が管理業務に消えていく。

 

 

 

 5. 為替手数料の「見えない罠」を暴く

①為替の仕組みを整理すると、輸出ビジネス
では海外からドルやユーロなどの外貨で入金
があり、それを日本円に換える必要がある。

 

 この時、銀行が適用するレートがTTB
 (Telegraphic Transfer Buying Rate)
 つまり「銀行が外貨を買い取るレート」。

 

 

②市場の中間レートをTTM(Telegraphic Transfer
Middle Rate)と呼ぶが、実際に適用される TTBは
これより低い(不利な)レートになっている。

その差額が、いわゆる為替手数料。

 

 

③具体的には、以下。

市場レートが、 1ドル=150円 のとき、
銀行レートは149円になる場合がある。

 

1万ドル(150万円)の取引であれば、 為替手数
料だけで、1万円のコストが発生することになる。
 ↓
「たった1円の差でしょ」と思うかもしれないが、
 月商2,000万円の越境EC事業であれば、年間に
 換算すると、この差は相当な金額になる。

 しかもこれは、送金手数料とは別にかかるコスト。

 

 

④さらに深刻なのがマイナー通貨の場合。

ベトナムドン(VND)や、 インドネシアルピア
(IDR)などは、 日本での需要が低いため、 日
本の銀行はその通貨をそのまま扱えないことが
多く、 一度USDに換えてから JPYに換えるとい
う「二重両替」が発生する。

結果、為替手数料が10%を超えることもある。

 

 

(例❶)コメ兵が「ラクヤス決済 振込」を導入した理由

⑴ リユース業界大手のコメ兵ホールディングスは、香
港やマレーシアなど、 アジア圏で事業を展開している。

国際送金コストの 削減策として、 RemitAidの「ラク
ヤス決済 振込(旧:海外ラクヤス振込)」を導入した。

 

⑵ 同社の目的は、グループ全体での国際送金コスト
を圧縮し、 手元に残るキャッシュを最大化すること。

導入後、国際送金に関するコストを最大85%
程度削減できるとされており、 グループ全体
での大幅なコスト削減が実現している。

(参照:コメ兵がRemitAidの海外ラクヤス振込を導入)

 

⑶ 宝飾品・ブランド品のリユースビジネスは、取引単価
が高く、 頻繁に海外とキャッシュのやり取りが発生する。

このような業態では、送金手数料の
わずかな差が、年間損益に直結する。

 

 

 

 6. RemitAidが「5つの壁」をまとめて解決する仕組み

①この5つの壁を まとめて乗り越えようと
しているのが、RemitAid(レミットエイド)。

2022年創業の 東京の スタートアップ企業で、
2026年4月に「ラクヤス決済シリーズ」とし
てブランドを統合し、累計導入社数500社・
月間流通額10億円を突破している。

 

 

②RemitAidの仕組みの核心は「現地受取口座」の活用にある。

通常の国際送金は複数の銀行を経由する。

「A国の送金者→ 銀行①→銀行②→銀行③→
 銀行④→日本企業」という具合に、中継す
 るたびに手数料と時間が発生する。

 これが、コストと遅延の正体である。

 

 

③RemitAidの仕組みでは、まず海外取引先が
その国の国内振込で、RemitAidの現地受取口
座に送金する。

現地銀行間の送金なので、国際送金手
数料も、中継銀行手数料もかからない。

 

そしてRemitAidが現地で両替し、日系
企業の口座に 日本の国内振込で届ける。
  ↓
国際送金の「壁」をほぼ全てスキップする設計になっている。

 

 

④さらに重要なのが以下の点である。
「現地法人を持たなくても開設できる」

スモールスタートの越境ECでも、すぐに活用できる。

 

 

⑤実際の削減効果を通貨別で見ると、
USDで約16%、 EURで約33%、SGDで約26%、
KRWで約48%、MYRで約66%、VNDで約77%、
PHPで約86%、IDRで約89%の 「削減が可能」
とされている。
(一般的な日本の銀行の為替手数料との比較値)

(参照:海外から日本へ送金する際の問題点は?)

 

 

 

 7. Shopify制作会社としての、新しい価値提案

①ここからが、Shopify制作会社へのメッセージ。

 Shopifyでストアを作ることは、
 まだ越境ECの「入口」に過ぎない。
   ↓
 クライアントが本当に求めているのは、
 「売上を利益として」、 手元に残すこと。

 

 

②どれほど美しいデザインのストアを構築し
ても、 国際送金コストで利益が削られ続ける
なら、クライアントの満足度は長続きしない。

「Shopifyで作ったのに稼げない」という評価が、
 あなたへの評価になってしまうリスクすらある。

 

 

③逆に言えば制作だけでなく「運営後の収益最大化」
まで提案できるパートナーは、圧倒的に信頼される。

RemitAidのような「国際送金ソリューション」
をクライアントに紹介することで、 あなたの
提案価値は一段上がる。

 

 

 

 8. まとめ(「稼ぐ仕組み」から「残す仕組み」へ)

①「越境EC」で本当に重要なのは、
売上を利益として 手元に残すこと。

国際送金には、「高い手数料・為替リスク・着金遅延・
未払いリスク・業務負荷」という 5つの壁があります。

 

 

②RemitAidは「現地受取口座」という仕組みで乗り越えます。

現地法人なしで複数の国の現地口座を開設
でき、既存の銀行送金と比べて最大85%の
コスト削減が可能とします。

 

 

③Shopify制作会社として、 クライアントの越境EC
を本気で支援したいなら、以下が求められています。

「お金の流れまで一緒に考えられる存在になること」

 

 

④次の時代の制作会社は、 以下のひと言を、
クライアントに言わせない提案ができるような会社では。

「売上は上がっているのに、なんか残らないな」

 

 

(参考)ASEAN市場で「選ばれる」存在になるには決済の壁を含む5つの関門がある

 

 

 

 

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