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【日本I95】 今だから告白できる「中国調達×品質管理」の黒歴史2026.06.16

上海での「通話できないスマホ300台」での失敗から学んだ中国調達の真髄。品質は工場任せでなく、目利きと情報力で、自らデザインする時代になりました。

 

 1. 「スマホなのに、電話ができない」

①この一言に尽きる珍事件が、 今から
15年以上前の上海で実際に起きました。

②笑い話として語るには、 まだ少し胸がチクリ
とする私おおつきの 黒歴史(思い出したくない
過去)をここに公開します。

 

 

③なぜそんなことが起きたのか。

そして、なぜそれが今、新たなビジ
ネスチャンスへと繋がっているのか。
  ↓
中国調達に秘められた「信頼の構造」
が、 ストンと、腹落ちするはずです。

 

 

 

 2. 事の始まり:2010年、深圳の熱狂の中で

① 2010年12月、 全ては 一人の中国人
経営者との出会いから、始まりました。

時はiPhone 3GSが世界中で 
旋風を 巻き起こしていた頃。

 

 

②発売からわずか3日間で販売台数 100万台
を突破したそのフィーバーが、はるか深圳の
工場街にまで伝播していた時代です。

(参照:アップル、100万台以上のiPhone 3GSを販売)

 

 

③「日本語対応スマホを、中国に住む日本
人向けに売ったら、ニーズがあるのでは?」

そのアイデアの元、営業担当の私と技術開発担当
の彼という役割分担で新事業がスタートしました。

 

当時、 日本語が使える手頃な価格のスマホが
中国にはなかったため、 中国語が苦手な日本
人はスマホの操作に苦労していました。

 

 

④2011年1月、 私は生活の拠点を
上海市から、深圳へと移しました。

 

深圳といえば、ご存じ世界の工場。
    ↓
当時は「山寨機(シャンジャイジー)」と呼ばれる
ノーブランドスマホが、 街中に あふれていました。

デザインは iPhone、中身は Android OSといった、
訳の分からない端末が、数百元で売っていました。

 

 

⑤ 市場調査会社 iSuppliの調査によれば、
2009年の山寨携帯の出荷台数は約1.5億台。

世界の携帯電話総販売数のおよそ8分の1
を占めていた、 という驚くべき規模です。

(参照:存在感を増す山寨携帯メーカー)

 

 

 

 3. 当時のビジネスモデルとは

①無名のスマホメーカーから 端末を仕入れ、
OSを中国語から日本語に書き換え、日本向
けアプリを数本インストールします。

 

そのひと手間を加えた 「日本語スマホ」を
引っ提げて、 私は、広州近郊の工業地帯へ
営業カーを走らせました。

 

 

②数千人規模の工場には必ず
数名の日本人駐在員がいます。

 

その方々に事務所一室へ集まっていただき、
直接デモを見せる地道な訪問営業スタイル。
 ↓
やがて、 口コミが広がり、確かな
手応えを感じるようになりました。

 

 

 

 4. 上海での「店舗開業」と、あの衝撃の瞬間

①さらにスケールアップを狙い、2012年春、
上海の日本人居住エリア・古北(グーベイ)
に実店舗を構えました。

中国で最も日本人が多く住んで
いる都市が上海だったからです。

 

 

②フリーペーパーの「らくらくプレス」に定期
的に広告を打ち、オフィスビルの一室で本格的
に「日本語スマホ販売店」をオープン。

日本人コミュニティに向けて、
いよいよ本腰を入れた展開です。

 

 

③ところが、ここで事件は起きます。

 深圳の事務所から届いた新機種300台。
   ↓
 ウキウキで箱を開け、動作確認をし
 た瞬間、全身の血の気が引きました。

 

 電話の発信ボタンを押しても無音。
 着信しても、通話ができません。

 そう、電話機として最も基本的な機能
「通話」が、まるごと死んでいたのです。

 

 

④「いやいや、スマホって”フォン”だよね?」
 と、思わず箱に向かって、ツッコみました。

 結局、返品は受け付けてもらえず、
 300台は、そのまま 不良在庫の山。
   ↓
 ビジネスとしては、痛い授業料でした。

 

 

⑤そこから教訓を得て、上海の店舗で
全台検品する体制へと切り替えました。

 

 今から振り返れば、
 当時の多くの工場の実態は以下でした。

「検品ゼロ、補償ゼロ、アフターサポートなし」
 の、徹底した「売りっぱなし」の低品質工場。
   ↓
 品質管理というよりも、品質への無関心と
 表現するほうが正確だったかもしれません。

 

 

 

 5. 次機種から状況が一変した理由

①しかし不思議なことに、次のスマホ機種から、
その日本語スマホは、飛ぶように売れたのです。

 

 

②理由は、大きく3点に集約されます。

・当時のユーザーは、 今ほど
 高度な機能を求めていなかった

・日本語表示と日本語入力、日本語アプリ
 ができれば、満足してくれた時代でした

・通話機能は問題なく動作するようにしました

 

 

③私たちは故障を避けるために店舗で粘り強
く一台ずつ 検品(かなり根気のいる作業 ) し、
問題があれば即交換する体制を整えました。

 

そして無料のフリーペーパー広告が絶妙にハマり、
しかも時を同じくして競合会社も日本語スマホの
販売を始めたことで「日本語スマホ市場」そのも
のが活性化しました。

 

 

④特に 飲食店の店長さんたちからは「日本語で
連絡が取れる端末が欲しい」という、 熱い声を
多数いただき、 日本人コミュニティ内でちょっ
とした評判になりました。

 

完全なポンコツ端末を掴まされた過去があるとは
いえ、現場の努力と時代の追い風で、数字だけ見
れば「爆売れの大成功」と言える状態でした。

その勢いに乗り、蘇州店舗も出店しました。
失敗は、 ちゃんと、糧になっていたのです。

 

 

 

 6. 日本語スマホ事業の終焉と、静かな撤退劇

① 2012年暮れ。

一緒に事業を立ち上げた中国人パートナー
から、静かに、しかしはっきりと告げられ
た言葉がありました。

「これからは中国人だけでスマホ事業をやるから」と。

 

 

②私は、事業からそっくり外されたのでした。

よくある話、と中国ビジネス経験者は苦笑します。
  ↓
とはいえ、当時の私はさすがにズシンときました。

 

人の縁と信頼の上に、成り立っていたつもりが、
気づけば「現地化の波」にのまれたわけでした。

 

 

③しかし私が抜けた日本語スマホ事業は、結局、
「日本人は日本人からしか買わない傾向がある」
という現実もあり、2013年3月に撤退しました。

私がいなくなって、わずか3ヶ月の撤退劇です。

 

 

④ビジネスとは、時に残酷なほどシンプルです。

誰が本当に価値を生み出していたのか、
いなくなってはじめて「可視化される」。

それを実感した出来事でした。

 

 

 

 7. あれから約14年。中国製造業はこんなに変わった

①あの頃と今では中国の製造業の景色が全く異なります。

今や中国には、世界ブランドに引けを取らない
品質工場が数多く存在するようになりました。

 

②しかしこのような高品質工場はホームペ
ージを作っていない所が少なくないのです。

結果ネットでは探しにくいため、結局、
低品質工場にあたり「騙された」みた
いな話に繋がるようになるのです。

 

 

③ ISO9001の認証取得企業数でいえば、中国は世界
でも突出した急増ぶりを示しており、ISO Surveyの
データによれば、中国のISO9001認証取得数は 近年
も増加を続けています。

(参照:海外におけるISO9001の動向について)

 

2018年時点の ISOの発表では、中国は世界でも
特に「高い評価を受ける認証取得国」と なって
おり、その後も増加傾向が続いています。

 

 

④品質管理の考え方も大きく変化しています。

中国OEMの現場では今、QC(検品)だけでなく、
QA(品質保証の仕組みそのもの)という 概念が
浸透しはじめています。

 

・仕様書の精緻化
・作業マニュアルの現場への落とし込み
・工場スタッフへの教育
 ↓
これらが「品質管理の両輪」として機能する
ことで、かつての「売りっぱなし」は過去の
ものになりつつあります。

(参照:中国OEMの失敗リスクと対策!

 

 

⑤ここで改めて言いたいのです。

現在なら 「中国調達 × 日本品質管理」という、
大人のものづくりが可能な環境が整っています。

 

⑤具体的には以下を「中国の優れた製
造力」と掛け合わせることができます。

 

・日本の商習慣である細やかな検品
・仕様書の厳格なすり合わせ(双方が言語と
 文化の違いを超えて認識を一致させること)
・日本語による手厚いサポート体制
・第三者検品機関を活用した客観的な品質担保
    ↓
コスパと信頼性を高い次元で両立し、唯一無二
の 「オリジナル商品を 生み出せる 高品質工場」
が中小企業でも手を組める時代が来ています。

 

 

 

 8. まとめ(失敗を笑いに変えて、次の一手を打つ)

①あの黒歴史があったからこそ、
私は今、自信を持って言えます。

「失敗を笑いに変えて、次の一手を打つ」

 

 

②中国の調達に一歩踏み出せずにいるなら、
どうか 私の痛い昔話を思い出してください。

 

300台の 「通話できないスマホ」とい
う授業料は、安くはありませんでした。
  ↓
それでもその失敗がなければ、全台検品の徹底
という習慣も、サプライヤーを見抜く目利きも
今日の私には備わらなかったと振り返ります。

 

 

③中国で本当の「高品質」を引き当て
るには、ちょっとした秘密があります。

 

それは「仕入れる」のではなく、
自分で「デザインする感覚」です。
 ↓
決め手は、あなたの目ききと情報力です。

 

 

④例えば、見た目がそっくりなシルクスカーフ。

 本物と偽物の差は、裏の縫い目や
 染料の匂いにこっそり顔を出します。
    ↓
「あれ?糸の引き締まりが違う」と気づく嗅覚が目きき。

 

 

⑤ところが、目だけでは半分。

 そこで出番なのが情報力です。

 ・1688のリピート率
 ・工場のSNSアカウント
 ・企業ホームページ
   ↓
 中国市場には「高品質」という文字が溢れてい
 ますが、本物の品質は、売り手の広告ではなく、
 あなたの観察とリサーチの先に隠れています。

 

 

 1688.com上には以下の公式認証制度も存在します。

「実力工場(实力工厂)」
「スーパー工場(超级工厂)」
  ↓
 これらの認証はあくまで規模と登録費用の証明
 に過ぎず「真の日本品質対応」とは別問題です。

 

 

⑥高品質はあなたの目と情報により初めてデザインされるもの。

弊社はGEO時代に、データ構造化と オリジナリティ
溢れる文章を提供する「適正価格で高品質のサイト」
を制作する日系企業向けの会社になります。

 

 

(参考)AI検索最適化ホームページの作り方

 

 

 

■著者プロフィール(おおつき):
BtoBサイト の第一人者を目指している 日本人です。
Shopifyによる「自社ECサイト」、WordPressによる
「サイト制作」と LinkedIn記事やブログ記事を含む
集客効果の高い「コンテンツ制作」を 承っています。
本サイトへの来訪者は、 月10,000人を超えています。

 

 

 

 

 

※世界品質とは、 最新のWeb技術を活⽤し、AI SEOをサ
ポートする「キレイなコーディング」 を保証すること。
弊社の特徴である差別化ポイントは 20年間、 5,000本
以上のコードに向き合ってきた、確かな品質保証です。

※コンテンツは AI⽣成により基本⽂章を作成しています。

※上記の画像は DALL・E3によって 作成されたものです。

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