お役立ち情報

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【日本J06】 Shopifyで始めるBtoB卸売EC「Plusでないと無理」?2026.06.26

ShopifyのBtoB機能が2026年4月より、全有料プランで解放されました。月額3,650円のBasicプランから、会社別カタログ・NET30/60/90支払条件・自動請求が利用可能です。必ずしも Plusが必要では無くなりました。

 

【結論】
 Shopify BasicプランでBtoB卸売ECを始め
 るために、Shopify Plusプランは不要です。

 

 電話・FAX・メールで、 回している 受発注業務を、
 今すぐ「セルフサービスポータル」に 切り替える
 チャンスがあなたのビジネスの目の前にあります。

「BtoBはPlusだけの特権」という思
 い込みは 今日で終わりにできます。

 

 

 

 1. その「思い込み」が、機会損失を生んでいる

①あなたの会社のBtoB取引先は、
今 どうやって注文していますか。

 

 電話で注文を受け、手書きの見積書を
 FAXし、 価格表のPDFを メールで送る。
   ↓
 気がつけば、担当者の時間の半分がその繰り返し
 で、毎月の請求書フォローにまた、電話をかける。

 そういうルーティンの作業が、じわじわと
「見えないコスト」として積み上がっていく。

 

 

②問題は「仕組みが古い」だけのこと。

その仕組みを変える選択肢が、2026年の
今 思った以上に身近なところにあります。

 

 

 

 2.「BtoBは Plusでないと」は、もう過去の話

①数年前まで、Shopify上でBtoB販売を本格
的に始めようとすれば、Shopify Plusプラン
(月額約33万円〜)の契約が前提でした。

理由は、BtoB運営に欠かせない機能
は、 Plusのみに限定されていたから。

 

 

②しかし、2026年4月、Shopifyはその
前提を 根本から覆す変更を行いました。

Basic・Grow・Advanced・Plusの全有料プラン
に「ネイティブBtoB機能」 が開放されたのです。

 

 

③月額 3,650円(年払い)の Basicプラ
ンから 以下の機能がそのまま使えます。

・会社プロフィール(複数バイヤー・担当者の権限管理)
・カスタムカタログ(最大3つ)と会社ごとの個別価格設定
・支払い条件(NET30・NET60・NET90)
・数量ルールと注文最低ロット設定
・ドラフトオーダー(営業担当による代理注文作成)

 

 

④設定の流れもシンプルです。

1. 管理画面で 「会社プロフィール」を作成
2. BtoB用カタログを作成して、価格を設定
3. 会社にカタログを割り当て
 ↓
以上です。

カスタム開発は不要。
Plusへのアップグレードも不要。

 

 

⑤ただし、注意点が1つあります。

非Plusプランで作成できるカタログは最大3つまで。
 ↓
顧客層が増えて 価格体系が 3種類を超えた
タイミングで、AdvancedまたはPlusへの移
行を検討するのが現実的な判断になります。

 

 

 

 3. BtoB購入者が本当に求めているもの

①あなたのBtoB取引先は、ショッピングカート付き
のカタログサイトを 望んでいるわけではありません。

 

 彼らが求めているのは、以下のごく当たり前の体験です。

「ログインしたら自分の価格と支払い条件と取扱商品が見える」

 

 

②今日のBtoB購入者は、プライベートでは Amazon
や 楽天で、 瞬時アクセス・明確な価格・簡単な注文
という「BtoCの体験」に慣れ親しんでいます。

仕事の場面でも、同じ感覚を求めるのはごく自然なこと。

 

 

③同時に、BtoB固有の柔軟性も欠かせません。

以下が 1つのストアフロントで完結するとき、
初めて「本物のBtoBセルフサービスポータル」
と呼ぶことができます。

 ・カスタム価格設定
 ・支払い条件(掛け払い・請求書払い)
 ・大量注文への対応

 

 

④ Shopifyはまさにその場所になれます。

以下が組み合わさることで、 「電話しないと 価格が
わからない」体験から、「ログインすれば全部わかる」
体験への転換が生まれます。

 ・会社固有のカタログ
 ・リアルタイムのボリューム割引
 ・アカウントごとの支払い条件
 ・ドラフト注文

 

 

 

 4. 注目の新機能(グループカタログ公開と自動請求)

【新機能❶】グループカタログ公開
(Grouped Catalog Publishing)

⑴ 以下を手作業で、管理し続けることは、
ミスのリスクと膨大な更新コストを意味します。

・顧客層ごとに異なる価格設定
・複数の企業拠点
・地域別の商品ラインナップ
・数百〜数千の SKU

 

 

⑵「グループカタログ公開機能」により 複数の顧
客グループや 企業拠点に対して、 カタログをより
効率的に管理・公開できるようになりました。

開発者や代理店にとっては、複雑な回避策なしにス
ケーラブルな BtoBソリューションを  構築できます。

(参照:Shopifyの2026年6月のアップデート)

 

 

【新機能❷】B2B注文の自動請求

⑴ B2B注文への ネイティブな支払い
条件と、自動請求が 実装されました。

 

支払い期限が 来たタイミングで、 BtoB顧客の 保管
済み支払い方法に「自動で請求できる仕組み」です。
     ↓
 ・手動での請求作業が不要になる
 ・請求書の延滞リスクが下がる
 ・売掛金のフォローアップが減る
 ・営業時間外でも支払い回収が可能

 

これらは、地味に見えて、実務で
は「相当な工数削減」になります。

 

 

 

 5. 価格設定は「4層構造」という現実

①以下は、BtoBプロジェクトを始
めるとき 最初に出てくる問いです。

「お客様ごとに異なる価格をどうやって割り当てるの?」

 

 

② Shopify BtoBの価格設定は4つの層で構成されています。

【第1層】顧客ベースの価格設定

 企業・グループ・地域・契約ごとに交渉された価格。

「企業・ロケーション・カタログ」とい
 う ネイティブの仕組みで、管理します。
   ↓
 割引アプリや顧客タグで、無理
 やり実現する必要はありません。

 

【第2層】コンテキスト価格設定

「誰が買うか」ではなく、
「どのように購入するか」に依存する価格。

 数量ルールとボリューム割引が
 カタログ価格の上に重なります。
   ↓
 この2層が組み合わさることで、本物の
「セルフサービスポータル」が生まれます。

 

【第3層】請求まわりの注意点

注文が 会社アカウントに紐づいていない場合、
プラットフォームは それを「一般消費者向け」
販売として扱います。

Shopify Plusの変動プラットフォーム料金が、適用
される場合、B2Bレート(0.18%)ではなく、通常
レート(0.40%)が適用されることがあります。

 

【第4層】ERP連携の設計思想

チェックアウト時に、ERPからリアルタイム
で価格を取得しようとすることは、 Shopify
のアーキテクチャに反します。
 ↓
価格は、 事前に一括でカタログ
に同期しておく設計が正解です。

 

以下の役割分担を最初から設計に組み込むこ
とが、プロジェクト失敗を防ぐ最大の鍵です。

「ERPは、ビジネスロジックを制御し、
 Shopifyは、取引環境を管理する」

 

 

 

 6.【FAQ】

Q:Shopify BasicプランでBtoBを始めて実用に耐えますか?

 

A:はい、ただし条件があります。

取引先が 30社以内で価格体系が3種類以下であれば、
Basicプランのネイティブ機能で十分に運用できます。
   ↓
以下が全て使えるため、今までの電話・FAX
による「受発注業務」を大幅に削減できます。

 ・会社プロフィール
 ・カスタムカタログ (最大3つ)
 ・NET30/60/90 の支払い条件
 ・数量ルール
 ・ドラフトオーダー

 

 価格体系が 4種類以上になった場合、 または独立
 した B2Bストアフロント (専用ドメイン)が 必要
 になった場合は、Advanced、またはPlusへの移行
 を検討するタイミングになります。

 

 以下が2026年の現実的なスタートラインです。
「まず始めて、必要になったら上げる」

 

 

 

 7. Shopify Spring ’26 Edition
(エージェント・コマースという次のフェーズ)

① 2026年6月17日、Shopifyは 150以上のアップデー
トを含む「Spring ’26 Edition(Everywhere Edition)」
を発表しました。

 

 BtoBと直結する最も注目すべき動きは、
「エージェント・コマース」の本格稼働。

(参照:貴社の製品は AI向けに最適化されています)

 

 

エージェント・コマースとは、AIがあなたの代わり
に考えて、買い物まで完結してくれる仕組みのこと。

今までは「自分で検索→比較→カートに入れる→決済」まで全て
自分でやっていましたが、エージェント・コマースでは AIアシス
タント(AIエージェント)が、その一連の流れを自動で行います。

 

 

②  Shopifyカタログが、「商品データを構造化」 し、
AIチャネル間で、自動配信されるようになりました。

追加アプリなし、手動設定なし。
 ↓
あなたの商品が、ChatGPT・ Microsoft Copilotな
どで 発見できる状態が「デフォルト」で有効です。

 

 

③これを支えるのが「Universal Commerce Protocol
(UCP)」 という開放標準で、 ShopifyとGoogle共同
 開発の元、 Amazon・Meta・Microsoft・Salesforce
 も参画しています。

 

BtoBの購入者も、企業調達の場面で、
AIアシスタントを活用し始めています。
  ↓
Shopifyのネイティブ構造を活用して、BtoBストア
を 設計しておくことで、「AIエージェント経由」の
受発注にも自然に対応できる土台が生まれます。

 

 

 

8. まとめ(BtoB ECの始め時は、今)

① Shopifyのネイティブ B2B機能は、2026年4月2日
から すべての有料プランで使えるようになりました。

 

設定はシンプルで、Plusは不要です。
  ↓
カタログ管理が効率化され、 自動請求で回収
業務が軽くなり、 「エージェント・コマース」
の波にも乗れる土台が整っています。

 

 

② 電話・FAX・Excel管理の 受発注フローは、
スタッフの時間 だけでなく、 ミスのリスク、
顧客体験の劣化、「次の一手を打てない組織」
を生み出す原因でもあります。

 

 

③セルフサービスの BtoBポータルは、
  「プロセスを自動化すること」です。

担当者が高付加価値の仕事に集中できる環
境がはじめて「強い組織」を生み出します。

 

 

④「BtoBはまだ先でいい」と思って
いるなら、 問い直してみてください。

先送りにしているコストは、見えない
ところで、 今日も積み上がっています。

 

 

(参考)Shopify Basicプランは安価ですが BtoB機能が標準装備されました

 

 

 

■著者プロフィール(おおつき):
アジアにおける、BtoBマーケティングのプロフェ
ッショナルを自認する中国上海に住む日本人です。
Shopifyによる「自社ECサイト」、WordPressによる
「サイト制作」と LinkedIn記事やブログ記事を含む
集客効果の高い「コンテンツ制作」を 承っています。
本サイトへの来訪者は、月10,000人を 超えています。

 

 

 

 

 

※世界品質とは、 最新のWeb技術を活⽤し、AI SEOをサ
ポートする「キレイなコーディング」 を保証すること。
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